スリや強盗被害が後を絶たない実情

イタリアの観光地といえば、華やかで歴史ある建造物があるローマやフィレンツェ、ミラノ、丘の上にある美しい塔の街として名高いサン・ミジャーノなど美しい街並みが楽しみです。しかし、イタリアの観光地には必ずと言っていいほどスリや強盗がいます。

イタリアでの防犯と安全対策に心がけましょう。スリや置引きは、こちらが気を抜く瞬間を狙っている。つねに周囲に気を配り、スキを見せない姿勢が大切だ。路上で街の地図を大きく広げ、キョロキョロしない。歩道を歩くときは、車道近くを歩かない。

路地など人けのない場所は通らないようにする。英語や日本語で親しげに話しかけてくる人は、無視するか、2mくらいの距離を保ちながら応対する。とくに観光客をよそおい、道を聞いてくる人には気をつける。

両替した直後の空港内、乗物のドアが閉まる瞬間、高級ブティックに出入りする瞬間など、一瞬の不意をつかれやすい。日本では定番となったボディ・バッグは中身を盗られても気づかないことが多いので、海外での街歩きには不向き。

ショルダーバッグを自分の体の前に来るように手を添えて持ち、つねにガードしているという姿勢を見せることが大切だ。レストランやカフェで着席したあとの、バッグの置引きにも注意したい。他にも女性はレイプなどの犯罪に常に警戒すること。

よく言われていることだが、イタリア男性は一般に女性に親切だ。が、ときには親切の度を超えて女と見れば声をかけてくる見境のないタイプに出会う。

パパガッロ(オウム)と現地でも蔑称されているこのタイプは、自分に好意があるわけでなく、イタリア女性に相手にされないからだと思っておいたほうがいい。また彼らは、日本人の微妙な表隋が読めないことが多いので、しつこい場合はオーバーに怒るふりぐらいしなければいけない。

常套句である「いい店に案内する」「ホテルまで送っていく」「家に招待する」などの誘いにはけっして乗らないこと。夜間の移動はタクシーを利用もちろん女1生1人では行動しない、人通りの多いメインストリートから外れないということが前提だ。

目的地の途中で治安の悪い場所や暗い脇道を通る場合、たとえ短い距離でもタクシーを利用したほうがいい。夜遅くなったら、迷わずタクシーを利用すること。タクシー乗場まで行って待つよりも、チップを払って店のクロークで呼んでもらうほうが望ましい。